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Google広告ITP対策・設定について

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サードパーティCookieがITP1.0では24時間保持されていたのに対し、ITP2.0では速攻で破棄されるとのこと。これによる影響としては、リタゲができなくなる・CVトラッキングができなくなりそうです。。ITP2.0はios12で実装のようですが、今回はGoogle広告ITP対策でやっておいた方がいいことまとめました。以下の(1)~(3)のどれかをやっておけば問題ないようですが、

(1)新しいグローバルサイトタグ(gtag.js)にする
(2)GTMでコンバージョンリンカータグ追加
(3)GAリンク・自動タグ使用する

GTM使用してる場合の設定ということで、今回は(2)と(3)についてとなります。

 

 コンバージョンリンカータグについて

*詳細はサポートページご確認ください。

コンバージョン リンカー - タグマネージャ ヘルプ

コンバージョン リンカー タグを使用すると、ランディング ページ URL に含まれる広告クリック情報が自動的に検出され、その情報がドメインのファーストパーティ Cookie に保存されます。訪問ユーザーがどのブラウザを使用している場合でも、すべてのコンバージョンを効果的に測定できるようにするには、広告をクリックした後に表示される可能性があるすべてのページに、コンバージョン リンカー タグを設定する必要があります。

 

 以下のようにGTMでタグ設定します。

タグタイプは「コンバージョンリンカー」を選択。

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設定はとくになし、トリガーはすべてのページにして保存・公開。

 

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コンバージョンリンカータグ追加についてはこれで完了ですが、Google広告コンバージョンタグやリマケタグの時にすでに追加・作成済みの場合は大丈夫です(コンバージョンリンカータグは複数作成不要、1つで大丈夫です)。

 

 

GAとリンク・自動タグ使用する

GAの「管理」にある「サービス間のリンク設定」のGoogle広告とのリンク設定からリンク可能です。

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またGoogle広告の「ツール」の「リンクアカウント」のGAのところでリンク設定状況確認できます。

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続いてGoogle広告の自動タグ設定は、設定 > アカウント設定 の「自動タグ設定」にチェック入れて完了です。

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*自動タグについてはサポートページご確認ください

自動タグ設定のメリット - アナリティクス ヘルプ

 

広告のリンクURLで以下のような手動タグを付けてる場合、

?utm_source=facebook&utm_medium=display&utm_campaign=test

自動タグも付けることによってパラメータのところ二重に付いてしまい、さらに自動タグ優先になるので手動タグの内容でGA確認できなくなります。自動タグ使いつつも引き続き手動タグも使いたい場合は、

 

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GA管理画面 > プロパティ設定 > 詳細設定

の「Google広告と検索広告360の統合で、手動タグ設定(UTM値)による自動タグ設定(GCLID値)のオーバーライドを許可する」のチェック入れてください。

 

 *Yahoo広告については具体的なITP対策確認中。Yahooもリタゲやコンバージョンが正しく計測できなくなりそうですが、現状、媒体からの発表なし。。